それでは犬や猫たちに用いられるワクチンはどうでしょう。
人の場合、接種するワクチンのほとんどが単体ワクチンなのに対し、犬や猫たちには通常、数種類のワクチンを混ぜた混合ワクチンが接種されます。 恐らく動物の場合、人間のように何度もワクチンを接種することが難しいため数種類同時に接種するのだと私は思いましたが、安全性の面ではどうなのでしょう。 単体ワクチンでさえ副作用を起こすケースがあるというのに、それが数種類ともなると、副作用の起きる確率も自然と大きくなるのではないでしょうか。 そして人の場合、ほとんどのワクチン接種が生涯1回なのに対し、犬や猫たちは年に一回(最近では半年に一回接種としているところもあるそうです)、つまり15年間生きている子は同じワクチンを15回接種しているのです。 我が家ではホメオパシーに出会う直前、チイがワクチン接種が原因で1週間発熱が続き、接種箇所がしこりとなってしまったことがありました。 当時保護猫が多かったことから、白血病ウィルスを含む7種混合という今では考えられないようなワクチンをこのとき接種したのです。 獣医からはもしこのまましこりが残った場合、それはガン化する可能性が大きいので外科手術をしましょうと言われ、病気を防ぐはずのワクチンでこのようなことになってしまうなんてと、接種したことを非常に後悔し、チイに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 結局その後2週間で接種箇所のしこりは消えたのですが、その翌年も怖くて接種できず、うちの猫たちは2年前の夏以降、どの子もワクチンを接種していません。 私は現在ホメオパシーを勉強しているので、今後はワクチン接種についてはホメオパシー的に考えていくつもりです。 しかしそうでない方の場合、ワクチン接種の回数を減らすことはできないものでしょうか。 私がお世話になっている獣医では接種間隔を『3年に1回』としていますし、ワクチン接種について書かれた本、『フレンドの遺言状』の著者、本村伸子獣医師もその本の中で毎年接種の危険性を訴えています。 マジョリティの意見が必ずしも正しいものだとは限りません。 私たちは私たちや一緒に暮らす動物たちの健康に、もっと関心を持ったほうが良いのではないかと思います。 ちなみに。 今回のワクチン接種についてを読んで不安を感じている方もいるかと思いますが、受けてしまっていてもその方のVital Forceが十分に機能していれば全く問題ないでしょう。 そして今後何らかの理由で受けなくてはいけない場合も、必要以上にワクチン接種を恐れる必要はないと思います。 例えば海外の渡航先によってはワクチン接種を義務化しているところもあります。こういった場所は往々にして感染症が頻発している地域なので予防は必要となってきます。 しかし、日本のように公衆衛生が十分に整い、また医療も先進国であるような国では、接種前にその必要性を一考してみることも大切だと思います。 自らの健康は自らが守る。 どの生命体にも平等に、この能力は与えられているのではないでしょうか。
by livingwithcats
| 2006-07-25 14:02
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