生食のススメ~まとめ

定期的にお伝えしてきた『生食のススメ』ですが、ここで一度おさらいをしましょう。

その1. 1日に与えるお肉は、基本的には1種類、多くても2種類まで。
その2. 内臓肉は毎日もしくは隔日に一回、少しずつ。
その3. 野菜類やサプリメントは猫たちが嫌がらない程度の量から。
その4. 生がだめなら最初は火を通したものから。
その5. 好みのお肉の種類、形態を知る。

そして必ず守っていただきたいことは、

無理強いせずに、焦らず、気長に。

ドライフードは消化吸収するのに内臓にとても負担をかけるため、我が家ではまず脱ドライフードを目標にしました。
元からウェットフードが好きな子は生食への切替もスムーズでしたが、ドライ好きは切替にはかなり梃子摺りました。
しかし生食を始めて2年弱の現在、ドライに執着のある子は1匹。
量は一日に多くても大匙2杯程度まで減らすことができました。
他の子たちも好きな缶詰を少量加えていますが、好きなお肉だとそれも必要ありません。

そして生食を始めて感じていることは、食べることのできる食材がものすごく増えたということ。
肉類なら馬、鹿、ラム(腎臓に負担になる肉類なので現在は与えていません)、カンガルー、ウサギ、鶏を、魚類はほとんど何でも、そして野菜類、玄米もOKで、葱類や消化の悪いイカやタコを除き、私たちが食べるものはほとんど全て食べるようになりました。

そして生食を開始してから健康診断を除き病院に掛かったのは、茶輔の膀胱炎一度きり。
目やにやくしゃみなどを時折見ることはありますが、長引くことはなく、どの子もレメディをほとんど使うことなく自力で治すことが出来ています。
ホメオパシー的に言うと、猫本来の姿に近づくことにより、Vital Forceも正しい方向へ向かっているのだということでしょうか。

以下は我が家の猫たちのお肉の入手先です。

みちのくファーム・・・馬肉と鹿肉を購入しています。
もぐもぐ共和国・・・ウサギとカンガルーを購入しています。
GENミート・・・以前は馬肉、ラパン、ベニソンを購入していました。

中心に与えているのは馬肉と鹿肉。
これらの肉を2日間連続で与え、その間、ウサギやカンガルー、鶏などを1日単位で与えています。
牛肉も与えますが、国内の指定生産者のものしか与えません。
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生食食べても全く痩せない茶輔は現在6.3キロ。

これまである程度定期的に猫の食事について書いてきましたが、今後は思いついたこと・発見したことなどを不定期に書いていこうと思います。
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by livingwithcats | 2006-08-02 20:57 | 猫たちの食事 | Comments(16)
Commented by oshare40 at 2006-08-03 14:40 x
みちのくファームさん、かなり進化してますよね~よかった。
昨年は、メールも無視されることも何度もあったし、いきなり届いたりして、ブログにもむかつく~って書いてしまった私。
でも、うちの子が食べる鹿肉はここだけなのよ。タマさんとこも、ここの鹿肉、好きなんだね。見た目も美味そうだよね。うちは頭数が減ったから、いろんな食材の購入が不便になってしまったの。馬肉はここ、鶏はここと、いろいろ気にいったとこで買うと、ちょこっとずつだから、送料ばかりかかってしまうんだよう(涙)。
しかも、新鮮じゃないと食べてくれないから、たくさんいた時みたいなまとめ買いは不可になり、ひとつのお店で、4-5キロを買うのがやっとです。最近は、献立を考える楽しみもなくなって、つまりません。
Commented by q-inkyo at 2006-08-03 21:22
は~い、は~い♪ヽ(^o^)丿
復習しっかり書き留めました。
我が家のニャンズもこの夏の
暑さにも負けずに元気でいることは、私の健康管理に
かかっているんですからね。
しっかりお勉強しないと^^
ありがとうございます、先生♪
Commented by magic-days at 2006-08-04 07:48
tamaさん、私も勉強してますよ。
それで今家の猫たちは・・・
本に依ると犬より猫の方が生肉変更は難しいそうですね。
それで今は前準備の段階で餌は30分置いたら仕舞うを実践中
です。
あずとなおが慌てております。(苦笑
2日目から「ちゃんと食べとかなくちゃママが仕舞っちゃう。
どうしたのかな?ママは・・・・」って顔してますよ。
まだまだ、こんな所でいつになるやらですが
tama先生が仰る様に慌てない急がないです。
Commented by livingwithcats at 2006-08-04 14:27
>oshareさま
みちのくさん、ホント進歩したよ~。
しかもホントここのお肉、特に鹿肉は良い!
ちょっと高いのがネックだけど、あの食いっぷりを見ていると気前良く
買ってしまうわ(苦笑)
ただうちはミンチよりスライス肉を好む子もいるので、それもあったら
なぁと思ってます。

>送料ばかりかかってしまうんだよう
ホントよね。
でも送料無料に釣られて買うと、そこの肉を食べなかったりで...。
それにやっぱり新鮮なものを食べてもらいたいので、ストックも
一ヶ月分がマックスかな。

Commented by livingwithcats at 2006-08-04 14:33
>inkyoさま
食は生命維持に欠かせないことだけに、食べるものにはある程度
気を遣ったほうが良いというのが私の考え。
食事は予防医学の先端にあると思っています。

生食の一番のメリットは、食べられる食材の豊富さかな。
その子によって好みの食材や形態があるので、いざというときには
手を変え品を変え~で対応できそうです。

先生だなんて、恥ずかしいなぁ。
Commented by livingwithcats at 2006-08-04 14:41
>magic-daysママ
猫の食事の切替は本当に難しい。
うちのようなケースは本当にまれだと言われました。
でも実は我が家も一度失敗しているのですよん。
まだ猫がミイしかいなかったとき、見事に砂掛けられましたから(苦笑)
ドライを好きな子はあの食感が好きな場合もあるようなので、
ドライから生肉より、ドライ→缶詰→生肉としてみるのも良いかも
しれません。
缶詰も我が家ではチャオのホワイティシリーズを随分と長いこと
使いましたよ。
缶詰の形態も好みがあるようなので、まずはその子の好きなものを
知るのも大切かな。

>あずとなおが慌てております
あはは!
うちはぐずぐずしていると茶輔と大福が食べちゃうのでその心配は
なかったけどね(笑)
大福なんてああ見えて食べることには図々しいのよ。
Commented by そら at 2007-08-17 10:06 x
はじめまして。そらと申します。3猫と暮らしてます。
途中まで読ませて頂き、猫たちへの深い愛情がヒシヒシと伝わってきました。
手作り生食についても、私もこれから挑戦しようかという所です。
この日の記事中に、「ラム(腎臓に負担になる肉類なので現在は与えていません)」とありますが、
我が家には腎臓の数値が上がり気味な7歳の猫がいます。エコーで左腎萎縮でした。
腎疾患の療法食の栄養バランスを目安にしたいのですが、
ラム肉はタンパク質が少なめなので、お肉を多目に使えるかと思い、昨日注文したばかりでした。
猫たちは、生肉+同量のかぼちゃ+少しの水菜等なら食べてくれます。
はじめましてで申し訳ないのですが、上記の記事の理由をお聞かせいただきたく、コメントさせて頂きました。
是非、参考にしたいです。
Commented by livingwithcats at 2007-08-17 13:23
>そらさま
はじめまして。いらしていただきありがとうございます。
さて、ご質問の件ですが、当時お世話になっていたホメオパスから中医学で身体を冷やす豚肉が腎臓に良く、逆に温めるラムは好ましくないと
アドバイスされました。
そして、こちらのサイトも参考にしました。
http://pinkpaw.web.infoseek.co.jp/case_renal_diet.html

それぞれのお肉のたんぱく質の含有量については、私はほとんど気にしていません。
うちの猫たちはかなり沢山の食材を食べれるので、たんぱく質の摂取量は他の副食で調節できるからです。
それよりも、より安全な形で飼育された食材を選ぶこと、そしてたんぱく質よりもリンとカルシウムの比率が多少ですが気にしています。
現在我が家で与えている鶏も鹿もリンの含有率が高いですが、鶏についてはリンの含有率が多い部位は使わない(もしくは減らす)か、鹿については副食を増やす形で調整しています。
色々と調べてみるとうずらがダントツに良いのですが、何せ単価が高くて...(苦笑)

書ききれないので、続きます。
Commented by livingwithcats at 2007-08-17 13:25
>そらさま

続きです。

生食については、色々な考えがあるようですが、我が家の生食は私の独学に基づいているので、栄養素などきちんと計算している方からは「こんなの、ダメじゃん!」と言われてしまうかもしれません。
ただ、私が勉強しているホメオパシーでは、強い生命力があればどんな悪い影響もはね返せると言っていますし、私もそうだと信じています。
細かい計算は私には向いておらず、それに振り回されるより、多少いい加減でも気持ちに余裕を持ち、住環境も食環境もストレスがより少ないほうが猫も人もより健康に暮らせるかなと思っているのです。

あまり参考にならないコメントだったらごめんなさい。
質問等ありましたら、またいつでもお問い合わせくださいね。
Commented by そら at 2007-08-17 17:35 x
早々にありがとうございました!
とても参考になります。ご丁寧にありがたいです。
livingwithcats様のお考え、かなり同感です!!
強い生命力、本来の生き物の強さを活かしてあげたいです。
実は、腎疾患と診断されたのが今年4月で、色々検索していくうちに手作りごはんというものを知り、
猫Pさんにお世話になりながら、1ヶ月間試してみたんです。私にとっては出来る限りで。
でも、いきなり療法食並の栄養バランスに挑戦した事、初めてのエクセル、栄養計算、私の手作りごはんにかかってるんだというプレッシャーで、
毎日数時間計算表とにらめっこした末、精神的に参ってしまいました。そんな私に猫も寄り付かず・・・。
しかも血液検査で、腎臓の数値が正常範囲を超えてしまいまいまして、手作り断念してました。
でも、やっぱり療法食の原料等不安で、また手作り挑戦してみようかなと、少ーし思っているのです。。

続きます。
Commented by そら at 2007-08-17 17:35 x
続きです。

それと、初ホメオパシーも「肝サポート」「腎サポート」を
2週間前から与えています。
奥が深すぎて、まだ入門書を読んでいる段階なのですが、是非人間にも取り入れて行きたいと思ってます。

またお聞きしたい事があります。
①内臓肉は加熱してらっしゃるんですよね?
②腎陰・腎陽というのは、猫の状態で見分けるんでしょうか?
③うちの近所のホメオパスさんは人間しか診ないのですが、
猫にはやはり猫のホメオパスさんに相談した方がいいんでしょうか?
それとも、自分で猫の状態をよーく観察して、店頭で買える物から選んでもいいんでしょうか?
他2猫の外耳炎や臆病な性格等にもぜひ試してみたいと考えております。
長々と、失礼致しました。お時間のあるときにでも、
お返事頂ければ嬉しいです。
Commented by livingwithcats at 2007-08-18 00:04
>そらさま
猫Pさんは私もかつてお世話になりました。ただ栄養素的にバランスが取れた食事=猫が食べてくれるご飯ではなくて...(涙)
そこで考えたのが、野生の猫たちの食事です。
内臓を食べ、筋肉を食べ、髄液を吸い...、あれ、野菜は?穀物は?と思い、そこから行き着いたのが、ミシェル・バーナード獣医師の書いた、Raising Cats Naturallyという本でした。

野生の猫は草食の小動物を丸ごと食べるのですが、面白いことに鼠やうずらの丸ごと1匹は、猫にとっては理想的な食事なんです。穀物や野菜類は腸内に未消化の状態で残っており、またこれは私の想像ですが、肉食の猫が酸性の体液を持つのに比べ、草食動物はアルカリ性の体液を持つので、そこから必要な栄養素を摂取しているのだと思います。

人間もそうですが、身体が健康であれば、身体が何を欲しているか分かりますよね。それぞれの生物が長い年月を経て受け継いできた食生活は、そう簡単には変わるものではありません。
猫はペットフードが生まれるずっと前から私たち人間と暮らしてきたわけで、そんな時代に彼らが何を食べていたのか想像してみるのも楽しいものです。

以下、続きます。
Commented by livingwithcats at 2007-08-18 00:18
>そらさま
手作り食は続けることに意味があると思っています。
食べなければ食べる食事で誤魔化しながら少しずつ移行していけばよいと思いますし、何となく疲れていて手抜きをしたいときは、そうすることも必要ですよ。
うちでは食欲が落ちると、好きな缶詰やカリカリをほんの少しトッピングしています。
一生懸命作ったものがそっくり残っているのより、完食!の方がお互い気分も良いし、食べ終わった後に「今日もよく食べたね~」と誉めると、満足そうにしているのを見ると、食べる工夫もできるものです。

前置きが長くなりましたが、ご質問にお答えしますね。
①内臓肉も生で与えています。腎臓が悪い子は肝臓よりも心臓を与えた方が良いです。内臓肉には必須ミネラルが豊富に含まれています。
②腎陰・腎陽は私は猫の状態を見て判断しています。猫も人も同じ哺乳類、同属だと思っています。

前置きが長すぎて書ききれないので、再度続きます。
Commented by livingwithcats at 2007-08-18 00:23
>そらさま

最後です(笑)

③②でも書きましたが、人も猫も大差はないというのが私の考えです。我が家の白血病アシャに与えたレメディは、私のホメオパスが決めてくれたものですが、彼女にとってアシャは初めての動物のケースでした。きちんとホメオパシーを勉強されている方なら、人間でも動物でも診れると思います。
レメディは急性の場合以外はご自分で判断するのは難しいでしょう。複数のレメディをあれこれ使うのも好ましくないので、やはり経験のあるホメオパスにアドバイスしてもらうのがベストでしょう。

長くなってすみません。
今の時点ではこの程度しかお答えできませんが、今後も猫たちのため、手作り食もホメオパシーも頑張っていくつもりです。
私でお役に立てることがあったら、いつでも遠慮なくお問い合わせくださいね。
Commented by そら at 2007-08-18 18:04 x
スミマセン。お名前tamaさまでよろしいんでしょうか。
とても詳しくご丁寧にありがとうございました。
①②③ともに、とても参考になりました。
ホントにありがとうございます!

手作りごはん、必死に栄養バランスを見てレシピを作って、食材を買い集め、サプリを揃え、ハイどうぞ!
と出しても、全くなべないか、渋々食べて殆ど残すか・・。
食事の楽しみを奪っているようで可哀想でした。
私の要領も悪いので時間ばかりかかってしまって。。
食べてくれるご飯が、体に負担がかかってしまうのでは、
と思うと結局フードにしてしまいました。
でもフードの怖さを知ってしまうと、猫に申し訳なくて。
週に1日でも手作りごはん作ってみようかなと思ってます。 
ホメオパシーについても、まずは近所のホメオパスさんに相談してみようかと思います。
(この方は、愛犬の為に勉強をはじめたとおっしゃってましたので)

長々と失礼しました。こちらに辿り着けてラッキーです!
これからもブログ拝見させて頂きます。



Commented by livingwithcats at 2007-08-19 22:55
>そらさま
市販のフードの怖さを知っていても、中々生食に移行できない方は多いんですよ。
海外のホメオパス獣医は、ナトリウム中毒になっていると言う人もいますし、私自身もそれも一原因だと思っています。
そういうホメオパス獣医は、その猫の根本体質を治療することで、生食に移行できるようになると言っていますが、日本ではそのような治療ができるホメオパスが、私の知る限りではいないので、どうすることも出来ないんですよね。

でもとにかく、ほんの少しずつ猫にも飼い主にも負担のない方法で続けていくことで、時間はかかってもいつかは生食に移行できると思います。

身体に良い食事だからできるだけ早く移行したいという気持ちから焦ってしまうこともあるでしょう。
また中々移行できないことに、イライラすることもあるでしょう。
そんなときは、深呼吸して、「こんなもんかな」と思うことも大事です。
我が家のように比較的早い段階で生食に移行するのは、例外だと思ってくださいね。
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