特徴表示

今日は今月の初めから取り始めた、セルフメディケーションコースの第2回目でした。

授業の中で『特徴表示』ということが出てきたのですが、これはホメオパシーのレメディを学ぶ上で、とても大切なことの一つです。
『特徴表示』とはルネッサンス期の医学者であり哲学者であったパラケルススによって定義づけられた言葉で、例えば植物などの形や様子、匂いなどが、人間の身体や病気と重ねてみたときに合致することを言います。
レメディを例にとって説明しましょう。

植物のレメディに『プルサティーラ』というレメディがあります。
このプルサティーラは和名を西洋おきな草といい、花も茎も葉も白いうぶ毛に覆われ、紫色の花をつけます。
その花は下を向いて咲き、一輪で咲くことは無く、必ず群生して咲きます。
そしてレメディの中心にあるテーマは、『見捨てられたくない』ということ。
常に誰かと一緒にいたい、一人になりたくないということが『群生』という形に現われています。

プルサティーラの人というのは、見捨てられたくないということが常に物事の根底にあるため、いつも人に合わせます。そして相手の喜びは自分の喜びであるため、いつも自分が大切に思う人を喜ばせようとします。
子どもは甘えん坊で恥ずかしがり屋、そして何かをしたくても保護者の手をいつも握っていて、中々自己表現ができないような子です。
大人は振る舞いも明るく楽しい雰囲気を持ち合わせていますが、物や人に依存しがちです。
風邪をひいても症状が変わりやすいという特徴があり、これは外部からの影響を受けやすいということの現われでしょう。
これらの特徴は全て『見捨てられたくない』というテーマに結びついています。

またブライオニアというつる性の植物のレメディがあります。
このレメディは『乾ききった』というのが中心のテーマで、水を渇望します。
また安定を非常に渇望するレメディで、具合の悪いときには枕で頭を支えたり、寝具など自分が安心できるものにしがみついたりすることで、病状が好転します。
これは植物のつるが何かに巻きつくことで安定をすることと同じことを意味しています。
ちなみに風邪をひいたときなどにとても水分が欲しいときや、空咳が出るときには、このレメディが効くかもしれません。
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茶輔:ふうん。茶輔には難しくって良くわかんないや。
(レパートリーやマテリアメディカを枕にして寛ぐ茶輔)

追記: 文中に『プルサティーラの人』という言葉が出てきますが、これはその人の本質がプルサティーラというレメディと同じということを意味します。ホメオパシーではどんな生命体も必ず一つの本質を持っており、そしてその本質は必ず一つのレメディで表現されると考えています。(9月21日)
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by livingwithcats | 2006-09-20 23:10 | ホメオパシー
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