1月9日午前5時半に我が家を出発して、インドのムンバイに到着したのが同日の21時半。
香港、バンコクを経て約14時間半のフライトだったけれど、とにかく行きたかったインド。 身体は全く疲れていなかった。 税関等は空いていたので比較的早く空港から出てこれたけど、いるはずの迎えの車がいない。 さあ、困った。 空港職員とおぼしきおじさんに聞いてみたところ、別のタクシーの運転手を紹介された。 やっぱり、そうきたか。 インド人を信用しないわけではないけど、右も左も分からない旅行者が法外なタクシー料金を請求されたり、頼んでもいないホテルへ連れて行かれたりということがあると聞いていたので、「ホテルからの迎えが来るから」とちょっとだけ語尾を強めに断る。 不思議なものでこちらがはっきりとした態度を示すと、「あっ、そ」てな具合で引き下がってくれるのがオカシイ。 10分ほど待ってもう一度送迎の列をチェックすると...、いたいた! 待っていたのよ~と、不安が一気に緩みちょっとだけ涙ぐむヨワムシな私(笑) ドライバーはしきりに謝っていたけれど、来てくれればそれでいいと話をしながら停めてある車へと向かうと、子どもを抱いた女性が、「ハロー」と言って近づいてきた。 何気に挨拶し返したけど、その直後にはっと思ったら、やはり言われました。 「お金ちょうだい」と。 インドには物乞いがものすごく多い。 私自身、これが初めての経験だった。 しかし、景気の良い大都市であるムンバイは職さえ選ばなければ、そして健康であれば働くことができる街だと聞いていた。 それから5分以上乞われたけど、「私も子どもがいるけど、その子が貴方の子どもくらいのときから働いていたのよ」と言ってお金は渡さなかった。 たかが数百円の問題なのだけれど、そのお金は彼らのものとなるわけではない。 彼らには割り当てがあり、集めたお金のほとんどは地下組織へと流れると、後になって友人から聞いた。 空港からホテルまで車で約1時間。 片言の英語しか話せない若いドライバーとお互いの理解の許す限り色々な話をしながら、窓の外のインドを楽しむ。 夜10時を過ぎているというのに、街はものすごく活気がある。 人、人、人、犬、犬、犬、そして牛! そして交通量はものすごく多い。 ドライバーに、「明日は休みなの?」と聞いたほど、街の活気は日本でいう花金のようだった。 そしてインドに行ったことがある人なら分かると思うが、インド人の運転はめちゃくちゃ(笑) 道路には一応車線は引いてあっても、そんなものを守っているドライバーもいなければ、歩道と思われる場所でも平気で走る。 クラクションが鳴り止むことはなく、高速道路でも平気で人が横断してくる...。 ホテルに着くまでの1時間、私は一体何度目をつぶったことか...(苦笑) 23時。 ハラハラしながらも、ドライバーとの会話が楽しくケラケラ笑いながらホテルに到着。 荷物を整理し、翌日からの授業のため、そのまま休む。 飛行機から撮った富士山。 真上からの富士山は、それはそれで素晴らしい。
by livingwithcats
| 2007-01-30 21:34
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