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大福のひとり言

こんにちは。
ボクはtama家唯一のモノトーン猫、大福です。
ボクの年齢ついては、3年前の冬に獣医さんは「5歳くらいでしょう」と言ったらしいけど、本当のところ、ボクも自分の年齢は忘れちゃった。
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よく食べて、よく寝て、よく遊んで。
若い茶トラの2匹、ミイや茶輔にも負けてないよ。
ただ、身体は一番大きいんだけど、身体とは相反して気持ちは一番小さい...、と思う。
獣医さんには、「本気でケンカしたら一番強いんだろうけど」って言われたけど、ボクはケンカはきらい。
自分が強いとか弱いとか、そんなことのために痛い思いや怖い思いをするのはイヤだし、家の中で暮らすようになってからは、ご飯や寝床を取り合う必要もない。

そんなボクは新しい子がちょっと怖い。
ボクがかつて暮らしていた外の世界は生きるためにみんな必死で、家の中で暮らしている今のボクらに比べたら、ちょっとキリキリしてる。
家の中で暮らすようになれば、そんな心配はなくなるよ、そのうち忘れるよって分かっているけど、それがわからないうちはボクがかつてそうだったように、唸ったりしちゃうのは普通なことだ。
茶トラの2匹はすぐにホイホイ様子を見に行くけど、見られているほうはたまらないだろうなぁといつも思って、ボクは絶対に近寄らない。
茶トラの2匹は小さいときに保護されて、ずっと安全な暮らしをしているから、外から来る子の気持ちがあまり分からないんじゃないかな。
「ねえ、君、誰?」とか、「遊ぶ?」って言われたって、相手は聞く余裕なんてないんだよ。

そしてこの世の中でボクが一番苦手なのが、仔猫!
「おじちゃん、遊んでぇ~」と寝ているボクの側にやってくるんだけど、ボクはそんな仔猫がイヤで逃げる。
すると「わーい、わーい、追いかけっこだー」と勘違いして、ボクを追い掛け回す。
何を勘違いしてるんだよ、あっちへ行ってくれよ、と悲鳴をあげても、一向にやめてくれない。
仔猫がやってくると、ボクは仔猫が里子に行くまでは、絶対に仔猫のいる部屋には近づかない。
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まだ赤ちゃんだった茶輔も、お母さんはボクがお母さんのところに連れてきたって思っているみたいだけど、実は逃げるボクを茶輔が追いかけてきただけだと思う。
あ、これは内緒の話ね(苦笑)

そして、実は最近どうやらうちに新しい子が来たらしい...。
ボクはまだその子に会っていないけど、家の中で何が起きているか、それくらいはちゃんとわかっているんだ。
どんな子かちょっと興味はあるけど、慎重なボクは慌てない。
ずっとここにいるのだから、時間をかけてその子を知っていけばいいんだ。

外では自由気侭に暮らしていたって思われているけど、気の小さいボクにはとっても暮らしづらかった。
今は毎日茶輔にどつかれながらも、室内で安心して、楽しく暮らしているよ。
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茶輔: どつくなんて、失礼だなぁ。ボクは遊んであげているだけなんだよ。長生きしてね、おじいちゃん!
by livingwithcats | 2007-02-12 09:47 | 猫たち
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