病気。
そう聞くと多くの人は嫌なもの、不快なものと思いますよね。 確かに病気によって表現される症状は心地よいものではありません。 しかし病気は何のためにあるのか。 それは生命の健康を維持するために存在するのです。 健康な人にある病気の症状が現れたとします。 例えば腹痛。 それは身体が「ちょっと無理をしすぎていますね。身体を休めてくださ~い。」と発しているサインなのです。 ここでしっかり休息して症状を根本から解決させると、その人は健康な状態に戻ります。 しかしそのサインに耳を貸すことなく、病気を解決させずに薬で症状を抑えたとします。 そうすると行き場を失った病気はどこへ行くのでしょうか。 それは身体の不具合を再度訴えるために体内に残り、次の機会にまた同じように腹痛として身体を休めるようサインを出します。 そこでまた薬で抑えそれを繰り返していくうちに、病気は急性から慢性へと移行していきます。 そしてその慢性化した症状を更に薬などで抑制したとします。 そうすると病気は身体の深部へと徐々に入り込み、深刻な病気へと移行していきます。 『風邪は万病の元』と言いますが、単なる、熱や咳、鼻水でも初期段階のうちに養生すれば治癒しますが、侮ると肺炎や気管支炎など、より症状の重い病気へと移行していきます。 病気はその根本が解決されるまで、決してあきらめることなく症状として訴え続けます。 ウィルスや細菌などの異物が体内に入ると脳は体温を上げる指令を出します。これが発熱です。 ウィルスは熱に弱いため体温を上げることでウィルスの増殖を抑えているのです。熱がある間は、そうやってウィルスの増殖を抑えながら白血球がせっせとウィルスを退治するのです。 そして嘔吐や下痢は身体が「これは健康を脅かすものだ!身体から出せ!」という指令を出すために起こります。 こう考えると、症状というのは私たちの健康を維持するために不可欠なものなのです。 大福餅みたいなまん丸な大福。 通院したのは2,3回しかなく投薬もできないので身体に不具合が生じても自力で治します。1年前までは結膜炎に悩まされていましたが、今はそれもありません。 =本日のアシャ= 前足と目は相変わらずですが、元気です。 ちょっと余裕が出てきたのか、私が部屋の中を行ったり来たりするのを、じっと見ています。 手ぶらだと見ているだけですが、手にご飯を持っていると、「あー、あー」と元気良く鳴きながら立ち上がります。 その立ち上がり方も日に日に力強くなっています。 アシャの目ですが、瞬膜は寄生虫や消化器、またウィルスによる疾患が原因で出っ放しになることが多いようです。そのほかにも色々と病気は考えられますが、まずは身近なところから一つ一つ解決していこうと思います。
by livingwithcats
| 2007-03-16 20:55
| ホメオパシー
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