ホメオパシーのレメディ(Remedy)とは治療薬を意味し、その種類は現在4000以上あると言われています。
その多くは大きく分けて植物・鉱物・動物の3つから作られていますが、その他にも病原体そのもの(ノゾ~Nosodesと呼ばれています)や月の光から作られたレメディもあります。 レメディを作る際に、作りたいレメディの物質自体を液体に浸し、原液~マザーチンクチャーを作ります。 原液から1滴を取り出し、99滴の液体で薄めたものを振盪(叩くこと)させ、その振盪させた原液1滴を99滴の液体で薄め更に振盪させる。 この作業を何度も何度も繰り返していくと、物質自体はどんどん薄まっていきますが、その物質の持つエネルギーはどんどん強くなっていきます。 この希釈・振盪をポーテンタイズと言い、希釈率をポーテンシーと言います。 ポーテンシーで示される数が大きくなればなるほど、物質は薄まり、エネルギーは強まります。 このようにポーテンタイズされた液体を砂糖玉にしみこませたものが、レメディです。 ホメオパシーって何?と聞かれそれについてちょっとお話したとき、大体この時点で「怪しい~っ!」と言われます(苦笑) 私自身も授業で熱心に先生がこういう話をしているとき、内心『怪しい...』と思ったりするのですが、しかし実際にレメディが作用すると、その怪しいが不思議へと変わるのです。 前回のエントリーでも書きましたが、正しく選択されたレメディとポーテンシーを取ることで、それまで悩まされていた症状が消え去りました。 何時間も続いた咳がレメディを口に入れるとほぼ同時にピタリと止む...。 不思議だけどすごいのです。 チイ: お母さんたちと暮らすようになってもうすぐ4年になるけど、病気知らずなのよ。 (後ろの茶輔の口元が『へ』の字で変) ただし急性の症状ならまだしも、ある程度根が深い疾患については、本格的なホメオパシーの勉強なしでは、レメディやポーテンシーの選択は難しいでしょう。 私たちが日常セルフケアとして使うレメディのポーテンシーでは物質が測定できないほど薄まっているため副作用はありません。しかし間違ったレメディを飲み続けることはその個体のエネルギーに様々な影響を及ぼします。 ホメオパシーは医学であり、そしてレメディは治療薬なのだということは忘れないでくださいね。 レメディについての続きは、また次回に。
by livingwithcats
| 2007-05-16 13:16
| ホメオパシー
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