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さよなら、そして幸せに。

チャコはネットで里親さんの募集を始める前に素晴らしい方と出会いがあり、本日、我が家から巣立って行きました。
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この週末には健康診断、そして万が一里親会に行く事も踏まえワクチン接種、そして写真撮影もして準備万端整ったところ、今朝友人のYさんから、Yさんが募集している猫に問い合わせてきた方の一人とお見合いをしてみないかと電話がありました。
チャコが我が家に来て一週間。
正直、私自身とても心を惹かれる子で、Yさんには「よっぽど良い人じゃないとイヤよ」と言うと、良い人だから会うだけ会ってみたらと言われ、またその方と実際に電話で話をしたところ、とても誠実な印象を受け、お住まいが同じ町内で我が家から車で10分以内ということもあって、急遽お見合いとなりました。

実際にお会いして、話してみての第一印象は、猫に則してくれる方だということ。
また猫の飼育経験が十分あるにもかかわらず、こちらのアドバイスや要望も素直に聞いてくださる方でした。
30代前半の男性で、現在結婚を前提として一緒に暮らしている女性がいます。同棲カップルに猫を譲渡するのを嫌がる人もいらっしゃいますが、私自身はこの方なら例え何があってもチャコを大切にしてくださるということを強く感じたので、チャコをこの方たちに託すことにしました。

母猫から離れた直後に深く関わったのが私という事もあって、チャコは私をとても信頼してくれていました。恐らく私と一緒にいればいるほどその信頼関係はどんどん強まり、それによって新しい環境に慣れることが段々と困難になっていくかもしれない、チャコが不安から私にしがみついてくる度にそう感じていました。
そしてそんなチャコの気持ちが痛いほどわかるだけに、私自身もチャコを手放しづらくなってしまうのではないかと感じていました。
この方ならそんなチャコに則して気長に付き合ってくれるだろうと感じていましたが、気持ちがより柔軟なうちにお渡しした方がチャコにも里親さんにも(そして私にも)負担は少ないだろうと判断し、今日の夕方に譲渡してきました。

チャコはちょっぴり不安そうでしたが、周りを見渡す余裕もちょっと見せてくれました。
新しいお父さんになる人の大きな愛情を利口なチャコはすぐに感じ、心を開いて甘える日も近いことと思います。
さよなら、そして幸せに。_a0048862_203655.jpg

さようなら、チャコ。
チャコと暮らした1週間。
仕事で家を留守にする時間が長いのでほとんど何もしてあげられなかったけど、チャコを保護して、本当によかった。
チャコの可愛い顔、ツルンとした美しい被毛、控えめな鳴き声。
手にじゃれ付いたり,猫じゃらしで遊んだこと。
不安になると身体をぴったり私につけて、離れなかった事。

チャコのこと、ずっとずっと忘れないよ。

幸せにね。
by livingwithcats | 2007-07-08 20:51 | 里親募集
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