カテゴリ:考えたいこと( 10 )

タイガからのメッセージ

GWに入る少し前に、極東ロシアのタイガ(密林)で暮らす人たちのドキュメンタリーフィルム、『タイガからのメッセージ』を観てきました。



ネコ科の大型肉食獣が大好きな私は、映画のポスターから勝手にアムールトラの映画かと思い込んでいたんですが、実際にアムールトラが出て来たのはほんの数秒間。
後から聞いた話では、最初はトラを撮るつもりはなかったそうですが、撮影を進めていくうちに「トラも撮りたいよね」ということがきっかけで撮ったのだとか。

トラはほとんど登場しませんでしたが、それでも映画の内容は私が想像していた以上のものでした。
目の前に広がる、どこまでもどこまでも続く緑。
日本からそう遠くない極東ロシアに、ほとんど手つかずの自然の中で人々が暮らしているということも驚きでした。

ここタイガに住む原住民、ウデヘの人たちは狩猟を中心とした昔ながらの生活を今でも守っています。
緑豊かな土地ですから当然森林伐採の問題も出てくるのですが、そんなとき彼らは自ら全力で森を守ります。
ウデヘの人たちにとってタイガは彼らに必要なものをすべて与えてくれる、お金よりもずっとずっと大切なもの、そしてそれ無しでは彼らの生活は成り立たないということを、彼らは知っているのです。

彼らは狩りに出かけても、今日必要な分しか獲物を捕りません。
明日必要なものは、明日になれば与えられる。
遥か昔からのタイガとそこで暮らす生き物との約束を彼らは今でも守っているのです。

そのお陰で、タイガでは今でも40頭のトラと1000人の人たちが、お互いの領域を守りながら共生しています。

この映画を観る前に、ロシアの作家であるニコライ・バイコフの書いた『バイコフの森』と『偉大なる王(ワン)』というタイガを舞台とした本を読んだのですが、バイコフ氏は中国人による動物の乱獲や森林伐採によってタイガの自然が破壊されることをあとがきの中でとても危惧していました。
実際に中国側のタイガは悲惨な状態らしく、この地域で確認されているトラの90%はロシア側に棲んでいるとか。
生態系が崩れれば、それは私たち人間に何倍もの悪影響となって返ってくることを、なぜ人は学ばないのでしょう。もしかしたら人間はこの地球上で最も愚かな生き物なのかもしれません。

。。。とちょっと過激になってしまいました。

『タイガからのメッセージ』はこの地球で生きて行くということがどういうことなのか、私たちに必要なものは何なのかを教えてくれる作品です。
今後も不定期で上映されると思いますが、興味がある方は上映が決定している5月・6月の上映会に是非お出かけください。

タイガからのメッセージ
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by livingwithcats | 2012-05-06 10:10 | 考えたいこと | Comments(0)

原発が止まった日

スーパームーン現象が現れた今日、国内で唯一稼働していた北海道の泊原発3号基が止まりました。
これで1970年春以来、42年ぶりに日本は原発ゼロとなりました。

ただ稼働している原発がゼロになっても、これで終わった訳ではありません。
今日はあくまで『脱原発』に向かう第一歩であって、これからどのように電気と向き合って行くかを、私たち国民の一人一人が考え、行動に移していかなくてはなりません。

原発なしでは日本経済はダメになる、夏のピーク時を乗り切れないなどと言われていますが、本当のところはどうなのでしょう。

福島第一原発の事故で分かったことは、国やマスメディアのほとんどは真実を報道しないということです。
ならば、知りたいことは自分で調べ、考え、そして情報をシェアできる仲間を持ち、判断していくしかありません。
私も友だちや脱原発関係で知り合った人たちと情報を共有しています。

友だちのブログで知ったのですが、五月の満月の日に京都の鞍馬寺では、『ウエサク祭り』というお祭りがあるそうです。
五月の満月には天界と地上の間に道が開かれ、ひときわ強いエネルギーが降り注ぐと言い伝えられています。

そんな日と原発ゼロの日が重なるとは、お月様も脱原発を応援してくれている、今夜はそんなことを考えながら月を眺め、静かに原発ゼロをお祝いしています。
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by livingwithcats | 2012-05-05 23:42 | 考えたいこと | Comments(0)

適応するということ

今日、息子と近所のエスニック料理店で夕ご飯を食べた後、久しぶりに夜の散歩をしてみた。

私の住む町は木が多くてうっそうとした場所が多い。
おまけに夜が早いので、節電するようになる前から、夜に町が灯りで煌煌としていることなんてない。
そのせいか、節電で街灯が消えていても、「ああ、ちょっと暗いね」って思う位で、しばらく歩くと暗闇に目が冴えてきて、暗さも気にならなくなる。

交通機関も震災後しばらくは間引き運転があったけれど、今はほとんど以前と同じように運行していると思う。それでも時間に余裕を持つことに慣れたせいか、電車が来なくても、また電車が遅れてもストレスを感じなくなった。そのお陰で仕事に遅刻しても仕方がないとさえも思う。まあこれは良いのか悪いのかは分からないけど。

買い物をする量は本当に減った。
必要なものを必要なときに買えばいいや、と思うようになったから、まとめ買いはほとんどしない。だから冷蔵庫はかなりすかすかだし、それに物を捨てなくなった。

動物には適応能力がある。
最初はちょっと不便に感じても、なければないでそれに自分が合わせられるようになる。
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by livingwithcats | 2011-04-28 23:31 | 考えたいこと | Comments(0)

原発

今日の夕方、都内で行われたエネシフジャパン(エネルギーシフト勉強会)に行って来ました。

嫌いとか、怖いとかいう理由だけでなく、冷静に考えてもやはり原発は恐ろしいものです。
これまで原発について知らなかったことが多すぎて、色々と知ってしまった今、私がこのエネシフジャパンの勉強会で学んだことを皆さんに伝えて行こうと思います。

明日から少しずつ書いて行きます。
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by livingwithcats | 2011-04-26 23:23 | 考えたいこと | Comments(0)

エネルギーシフトパレードに参加して

昨日、都内で行われたエネルギーシフトパレードに参加してきました。
私はGreenpeace Japanのグループで歩いたのですが、「原発はんたーい!」とか、「原発を今すぐとめろーー!」と言った発言はなく、強い思いは胸に、でも笑顔で思いを訴えるという、とても平和なパレードでした。

パレードはアースデイ東京2011の会場である代々木公園から、渋谷、表参道を歩くコースで、時間にして約1時間。晴天に恵まれた日曜日の午後ということもあり、多くの人たちの中をパレードしました。

パレードの様子を写真に撮る人、手を振る人、突然参加する人。
無関心に何もないかのように通り過ぎる人、顔色を変えずにじっとパレードに見入る人。
中でも一番印象に残っているのは、渋谷で道路を横断してきた中学生くらいの3人の女の子のグループ。
パレードが邪魔だったんでしょうね、眉間に皺を寄せ、口を尖らせて、パレードをにらみつけながら横切って行きました。
まあ、人それぞれです。

またパレードに参加する人もそれぞれです。
今回とても印象に残ったのは、小さな子どもを連れた若いお父さんお母さんが多く参加していたことです。
同じグループでは、小学校3年生のお嬢さんと参加されている方もいました。
参加したほとんどの方は、これからの子どもたちのために、安心して住める日本であってほしい、そう思っていたんじゃないでしょうか。

この日の参加者は5000人だったそうで、その中にいた私はとても強いエネルギーを感じました。
しかし同じ日に行われた統一地方選挙では、原発立地自治体においては原発反対派の票が大きく伸びることは無かったとのこと。

安全面では不安はあっても、原発があることで自治体が潤っていることも事実。
原発に反対する側、原発と共存する道を選ぶ側。
問題は沢山ありますが、それぞれが考え、議論し、より安全で地球に優しい方法を皆で作っていく時期のように思います。

そして地球に優しい、ということは、この地球上に棲む生物全てに優しいということです。
地球は私たち人間だけのものではありません。
それに気づき行動を起こす人が一人でも増えていけば、より良いエネルギーシフトができる。
そう信じて、私はこれからも自分ができる限り、行動して行こうと思います。
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by livingwithcats | 2011-04-25 13:32 | 考えたいこと | Comments(0)

Take action!

久しぶりの更新です。

3月11日の震災から1ヶ月余りが過ぎました。

色々と考えることはあるのですが、考えているだけでは何も進まないと思い、小さくても自分一人でできること、そして続けられることをと思い、先ずは今週末東京の代々木公園で開催されるEarth Day Tokyo 2011エネルギーシフトパレードに参加することにしました。

参加してみたいなぁと思っている方、一緒に歩きませんか?

そして以下は、原発に関係したお知らせです。

・オンライン署名「枝野さん、安全な電気がほしいです」

また内閣府が原子力政策に関する意見を世論から募集しています。寄せられた意見は直接政府に届くそうです。
・原子力委員会

オンライン署名は4月24日〆切です。
是非、ご協力のほど、お願いいたします。
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by livingwithcats | 2011-04-23 00:29 | 考えたいこと | Comments(0)

現実を知るということ

私のブログを見てくれる人はご存知だと思いますが、猫や犬を飼うのがすっかり定着した日本でも悲しいことに今でも一日に約1000頭が自治体で殺処分されています。

私が約8年前に1匹の猫を拾い、その後外の子に関わるようになったのも、望まれずに生まれた命が捨てられたり、処分されたりすることを少しでも減らせたら...と思ってのことでした。
幸いなことに、私と同じような考えを持ち行動する人たちが複数いるお陰で、私の住む地域では当時に比べて外の猫の数は随分と減りました。しかし、相変わらず猫を捨てる人は後を絶ちません。

人間の都合で捨てられた犬や猫がその後どういった運命を辿るのか。目を背けること無くこの現実を是非知っていただき、一人でも多くの方が、自分にできる何かを考え行動してくれることを願います。

犬と猫と人間と
10月10日より、渋谷ユーロスペースにて上映開始
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by livingwithcats | 2009-10-01 00:00 | 考えたいこと | Comments(0)

予防医学の在り方

今日は先週都内で保護し、友人のYさん宅にいる仔猫の写真を撮りに行ってきました。

茶白の男の子、茶白の女の子、そして三毛の女の子の3きょうだい。
茶白の女の子が3匹の中では一番人に慣れてきましたが、三毛の子はフラワーレメディを使っても中々緊張が解けません。
それでも抵抗したり、攻撃したりということはないので、時間をかけて気長に向き合えば、きっと慣れると思います。
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写真上から: お兄ちゃん、いもうと(お兄ちゃんとそっくり)、そして末っ子

Yさん宅に行った際、8月に里子に行った子が持っていたヘルペスウィルスが先住猫たちにも蔓延してしまったという話しを聞きました。
3匹いる先住猫たちは皆年に一度、ワクチン接種をしていたと言います。
ワクチン接種をしているからといって、完全に病気を予防できるとは限らないのかもしれませんが、3匹の成猫全員にうつるとは...。
こういうことを聞くたびに、何のためのワクチンなのだろうと、疑問に思います。

我が家の猫たちは、2月に迎えたアシャ以外は、3年前からワクチン接種をしていません。アシャを迎える際に全員に白血病ワクチンをすることも考えましたが、以前接種したときにチイに起きた副作用と思うと決心がつかず、結局は住み分けという方法をとることにしました。
他の病気については、とにかくよりストレスの少ない住環境を工夫し、普段から免疫力を高めて、いざというときに、病気に負けない身体作りを普段から心がけています。

人間についても、猫同様、数年前からワクチンは一切止め、規則正しい生活と風土にあった食生活を心がけるようにしています。

今現在生きている人間も動物も、過去に生命を脅かした多くの病気を克服し、生き延びてきた強い種族なのです。
予防医学は大切ですが、その在り方を考える必要もあるのではないかと思います。
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by livingwithcats | 2007-10-13 23:46 | 考えたいこと | Comments(0)

鳥取市での野良猫の捕獲実施のその後

9月下旬から10月初旬にかけて計画されていた、鳥取市若葉台南町の野良猫の捕獲実施については、多くの方の訴えが届いたお陰で中止となりました。

しかしながら、保健所から自治体へ指導が行われているものの、今回の問題が最終的にどうなっていくか、その方向性はわかりません。

捕獲対象となった猫たちの餌やりさんは、避妊・去勢をせずに餌だけ与えていたそうなので、協力者の方が今後それらの猫の避妊・去勢と、里親さんを見つけられそうな猫については、保護して里親さんを見つけていくようです。

今回のこの問題で、外猫の避妊・去勢、そして保護はもちろんのこと、自治体の理解を得る努力をすることも欠かせないと改めて痛感しました。
私の住む大磯町は町自体が小さいこともあって議員さんと共にこのような問題に取り組んでいます。自治体の規模が大きくなるほど難しいかもしれませんが、お隣の平塚市でも、友人たちが理解を得ようと、日々努力しています。

行動を起こせば、きっと何かが変わる。
そう信じて、今後も私は私のできることをコツコツとやっていこうと思います。

外の子たちと人間が平和に共生できる日が近い将来、実現しますように。
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by livingwithcats | 2007-10-02 13:30 | 考えたいこと

ご協力を!

緊急SOS!

鳥取市若葉台南町内の野良猫の捕獲実施に反対のご協力を!

以下のような告知が鳥取市若葉台南の住民向けにありました。

『平成19年9月15日
鳥取市若葉台南●丁目町内会 会員各位
町内 野良猫の捕獲実施のご連絡
町内の「野良ねこ」糞尿の排泄物や庭あらし等の被害、共通感染症の衛生面の不安などの防止を図るため下記の通り「野良ねこ」の捕獲、保健所への持ち込み引き渡しを実施します。会員の皆様のご理解、ご協力をお願いします。この実施内容についてのお問い合わせは、事務担当までご照会下さい。

1「野良ねこ」の捕獲実施期間 9月30日、10月1日、8日9日 の各日の夜から翌朝の間
2 捕獲方法 ゴミステーションに捕獲機三個程度設置します。
3捕獲「野良ねこ」の保健所への引き渡
捕獲日の翌日(午前九時ごろ)に鳥取保健所へ持ち込み引き渡しします。なお保健所では木曜日まで保管し、毎週金曜日処分されます。
4誤捕獲防止のお願い
ご家庭での放し飼いねこには首わを付けて下さい。誤捕獲した場合翌朝解放します。
5捕獲した「ねこ」の譲り受け希望の方は鳥取保健所0857 -20-3675まで保管期間中にお申し出て下さい。

事務担当 Aブロック副会長 ○○○○電話******
環境部長○○○○電話******』

現在施行されている動物愛護法では、処分のために野良猫を捕獲することはできません。
また、このようなことをしても、捨てる人がいる限り、現在この自治体の抱える問題は解決しません。
9月30日については一旦中止の方向に動いているようですが、この計画が完全に『中止』となったわけではありませんので、ご協力いただける方、是非下記に捕獲中止を訴えてください。

鳥取県HP 県民の声

鳥取市長宛て市政提案箱

鳥取県東部総合事務所 生活環境局 生活安全課 動植物担当
TEL:0857-20-3675
toubuseikatsukankyo@pref.tottori.jp

私も市長宛にメールをいたしました。
問題の本質は何なのか、解決すべきことは他にあるのではないでしょうか。

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9月28日現在のご報告

鳥取県から以下のとおり発表がありました。

野良猫の捕獲に関する意見に回答します

すでに多くの掲示板でこの件をご覧になっている方もいると思いますが、嘆願書等を出す場合には、「可哀相だからやめてほしい」といった感情論ではなく、何故それがいけないのか、問題を解決するためには何をしたら良いのかなど、具体例を挙げるのが効果的だと思います。

鳥取市が今回の計画を完全に中止するまで、引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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by livingwithcats | 2007-09-30 23:59 | 考えたいこと | Comments(4)